一顆の明珠 「 痛自何来 」
- 2019/07/10
- 08:49
正法眼蔵「 一顆の明珠 」 2 )
あるとき
あまねく諸方を
参徹せんため
嚢をたづさえて
出嶺するちなみに
脚指を石に築著して
流血し、痛楚するに
忽然と猛省していはく
「 是身非有、痛自何来 」
すなはち雪峰にかへる

------------------------------------------------------------------
なんか
ぱっとしないなぁ ~
雪峰先生の所を離れ
他を見てみようォ!
その旅すがら
石につまづき、痛ッ!
この身は、有に非ず
なのに
この痛みは
どこから来るんだろう?
-------------------------
日々の生活
振り返って見ると
夢幻のように感じます
とは言え
只今 ing な痛み心痛は
とてもじゃないけど
夢幻のようじゃない
ビシバシ鳴り響いてる
if 、
ing な痛み心痛を
同時只今、振り返る如し
そう出来たら
違った在り様になあるのかな?
ですね
でも
自分の痛みを
人の痛みのように
離れて感得する事って
本当に出来るんだろうか?
と言う問いです
.