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行佛威儀 「 明者不賤用 」



正法眼蔵「 行佛威儀 」  99 )


かくのごとくなる

ともに行佛の威儀なり

亙天亙地、亙古亙今にも

得者不軽微、明者不賤用なり



Studio of Tawaraya Sotatsu 20190708 1624 700




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正法眼蔵 
第六巻「 行佛威儀 」
そのラストでした

ありのまま
自然体が一番である

道元禅師は
そのようには
おっしゃってないような
でした

真摯に身を正し
威儀をたたすべし


クリーニング学を学び
その奥義を極めようとも

クリーニング屋さんは
真摯にアイロンを走らせてこそ
でしょうか


五感思考感情
それは夢幻なり
そこで
おわらない

その受け止めしもの
アイロンをかけ熨斗をつけ
御戻しなされる

断念放下
ではありますが
生死有限の身、その坐
その姿の主導権は渡さず
とも言えます

生死有限の生体
その最も敏感な
呼吸血流系をして
成り行きにまかせず


五感思考感情
真に受けて
生体の関門眉間にて反射す
眉間はこれ鼻根であり
鼻呼吸の吐く息が
深きところを起点としてる


これは
真摯、行佛威儀
その姿にあらざれば
それをなす事あたわず

信心からでなく
実際そうなので
行佛威儀で行こうじゃないか!
でしょうか




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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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