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行佛威儀 「 了生達死 」





正法眼蔵「 行佛威儀 」  45 )



了生達死の大道
すでに豁達するに
ふるくよりの道取あり

大聖は
生死を心にまかす
生死を身にまかす
生死を道にまかす
生死を生死にまかす


2019年05月07日02





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道元禅師の
教育programその中心は
坐禅を習おうォ!
でしょうか

その応用から
生活全般へと体系は
無限に展開してゆく
とは言え
その核心が
「 坐禅実習 」なとこが
おしゃれなトコ哉
でしょうか


この一節ですが
中核・坐禅学習と
すり合わせてみると?

「 生死 」は、
生き・しにに非ず
神妙に威儀を正そうォ!
その時の
はく息・すう息の事を
述べられてる
そう推測されます


そこに宗教性
信仰の趣は感ぜず
では、信仰とは無縁な
テクニカルな呼吸法?
かと言うと
それとも違う哉?かと


坐禅の如く、威儀を正す

これは↑
何かを信じれば
出来るようになる
その真逆で
そんな事したら
妄迷にとりこまれて
自縛自滅するよう
そのように設計されてる

坐禅の中に
個人的信心は持ち込めない
それが安全装置に
なってるような、です

一方
テクニカルな呼吸法で
坐禅を構築出来る
かと言うと
途中であほらしくなって
坐を解くが正常な反応かと


坐禅は
個人的信心を拒否し
同時に
つめたいテクニカルな
アプローチも
断然拒否される


では、
坐禅の如く威儀を正す
この神器が
受け入れるものとは
何なんだろう?と言う
問いですね






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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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