FC2ブログ

記事一覧

身心学道 「 尽十方世界 」




正法眼蔵「 身心学道 」  21 )


尽十方世界といふは
十方面ともに尽界なり

東西南北
四維上下を十方といふ

かの表裏縦横の
究尽なる時節を思量すべし




Kano Tsunenobu 0219 1642






------------------------------------------------------------------




蕗の薹、食する時節
梅を桜をめでる時節
色んな時節が巡りけりです


色んな時節あるけんど
「大事な時だ」
そぉ実感出来る
しみじみ感じれる
その時、その時節が
坐禅で威儀を正してる時です

これが道元禅師の
レポートの中心でしょうか


「大事な時だ」て
外の世界・尽十方世界と向き合える

この機能性↑と

内の世界(身体)と
神妙に向き合える機能性

この二つの機能性は
イコールになっちょる
この↑数式が厳然数式なんで
道元禅師のお話しは
確かにそうですね
としか答えようがない
そんな感じでしょうか


この数式は
普段は隠れてますが
壇上に立ってお話しする時など
そうなんかも?です


真面目に
興味深くお聞きになってる

おもろないなお顔で
お聞きになってる

お話し内容以前に
前者のような方は
普段からご自身の心身に対し
真面目に興味深く
耳を澄まされてる
な感じせんでもないにゃ
ですね


温かく外を見る目と
温かく内(身体)を
育成してく事は比例な関係になっちょる


粗く身体を扱えば
外の世界・尽十方世界は
あらあらしく
我々の前に現れて来ちゃう

それは楽しくないんで
内を身体を照らして
外の世界が豊かに輝くよう

意義を正そう
胸中神妙十字を切ろう
でしょうか












.

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
-----------------------------------


「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



----------------------------------

文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










.

最新記事

カテゴリ