身心学道 「 尽十方世界 」
- 2019/02/20
- 11:14
正法眼蔵「 身心学道 」 21 )
尽十方世界といふは
十方面ともに尽界なり
東西南北
四維上下を十方といふ
かの表裏縦横の
究尽なる時節を思量すべし

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蕗の薹、食する時節
梅を桜をめでる時節
色んな時節が巡りけりです
色んな時節あるけんど
「大事な時だ」
そぉ実感出来る
しみじみ感じれる
その時、その時節が
坐禅で威儀を正してる時です
これが道元禅師の
レポートの中心でしょうか
「大事な時だ」て
外の世界・尽十方世界と向き合える
この機能性↑と
内の世界(身体)と
神妙に向き合える機能性
この二つの機能性は
イコールになっちょる
この↑数式が厳然数式なんで
道元禅師のお話しは
確かにそうですね
としか答えようがない
そんな感じでしょうか
この数式は
普段は隠れてますが
壇上に立ってお話しする時など
そうなんかも?です
真面目に
興味深くお聞きになってる
おもろないなお顔で
お聞きになってる
お話し内容以前に
前者のような方は
普段からご自身の心身に対し
真面目に興味深く
耳を澄まされてる
な感じせんでもないにゃ
ですね
温かく外を見る目と
温かく内(身体)を
育成してく事は比例な関係になっちょる
粗く身体を扱えば
外の世界・尽十方世界は
あらあらしく
我々の前に現れて来ちゃう
それは楽しくないんで
内を身体を照らして
外の世界が豊かに輝くよう
意義を正そう
胸中神妙十字を切ろう
でしょうか
.