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身心学道 「 一心所見 」



正法眼蔵「 身心学道 」  7 )


恁麼なるがゆえに
一心の所見
これ一斉なるなり
これらすでに心なり
内なりとやせん
外なりとやせん
来なりとやせん
去なりとやせん
生時は一点を増ずるか
増ぜざるか
死には一塵をさるか
さらざるか
この生死および生死の見
いづれのところにか
おかんとかする
向来はただこれ
心の一念二念なり
一念二念は一山河大地なり
二山河大地なり
山河大地等
これ有無にあらざれば
大小にあらず
得不得にあらず
識不識にあらず
通不通にあらず
悟不悟に変ぜず

Utagawa Yoshitora 1118 2223


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1) 過去 →→→ 未来
        &
2) 過去 ←←← 未来


時間の中に
「ふたつの流れ」を見る

1)は普通の生活時間
問題は2)の未来から流れて来る
逆向きの時間ですね

愛着や憎しみ(yokubo)は
過去から引きずってる、に非ず
それらは未来から流れて来てる

明日もあるとエエにゃ (Aityaku)
明日もあるのは勘弁や (Nikusimi)

こぉも↑言えるんで
愛着や憎しみは、
未来に関連してる「未来語」でR
てお話しは、そぉも言えるかも?
でしょうか

そのよな「未来語」ばなしも
明日には忘れてまうがな、ですが
是を身体スキームで行うと
この「逆向き時間」の意識化は
新鮮な驚きが在り候です


法界定印の手で作る円相
左右親指はキッチ当たってますので
当ててから振りかぶる振り抜く
って言う
通常時間とは逆の体験
それをなす事出来ますね
是を心静かにしてみると
確かに新鮮な驚きです


思いっ切り
振りかぶる振り抜く
これには尾てい骨の反りと
左右前鋸筋(両脇)の躍動
それが伴うでしょうし
全身全体でしようとしたら
左右対象な手腕の円相が不可欠

道元禅師が
「坐禅しよか!」と仰るのも
さもありなん哉、ですね


的を射てから矢を放つ
是は、
思いっ切り出来るとこ

未来語のぶつぶつが止むとこ
この二つが体感できて
確かに新鮮やね、ですね


ぶつぶつが消え
むしろ元気になり過ぎて
それはそれで
なんきゃ問題やなぁ、て位
新鮮体験ですね






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