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身心学道 「 発菩提心 」



正法眼蔵「 身心学道 」  2 )


仏道を学するに
しばらくふたつあり
いはゆる心をもて学し
身をもて学するなり

心をもて学するとは
あらゆる心をもて学するなり
その心といふは
質多心、汗栗駄心、矣栗駄心等なり

又、感応道交して
菩提心をおこしてのち
仏の大道に帰依し
発菩提心の行李を学するなり

たとひいまだ真実の
菩提心おこらずといふとも
さきに菩提心をおこせりし
仏の法をならふべし
これ発菩提心なり
赤心片片なり、古仏心なり
平常心なり、三界一心なり




Utagawa Hiroshige 0127 0601



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正法眼蔵 第四巻は
「 身心学道 」でした


身と心で学び行ずる
その意は、この身を
粘り強く「楽器」へと洗練させて
篠笛の如く
おのが呼気吸気を奏でよか
に似たり、でしょうか


なんか健康によさそぉ
これもありですが
荒ぶる心魂さんにはいつか
心静まってもらわんとぉ
でしょうか

それが出来るんは、
元気に威儀を正せるこの今が
そん時なんかも、ですね







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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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