身心学道 「 発菩提心 」
- 2019/01/31
- 07:36
正法眼蔵「 身心学道 」 2 )
仏道を学するに
しばらくふたつあり
いはゆる心をもて学し
身をもて学するなり
心をもて学するとは
あらゆる心をもて学するなり
その心といふは
質多心、汗栗駄心、矣栗駄心等なり
又、感応道交して
菩提心をおこしてのち
仏の大道に帰依し
発菩提心の行李を学するなり
たとひいまだ真実の
菩提心おこらずといふとも
さきに菩提心をおこせりし
仏の法をならふべし
これ発菩提心なり
赤心片片なり、古仏心なり
平常心なり、三界一心なり

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正法眼蔵 第四巻は
「 身心学道 」でした
身と心で学び行ずる
その意は、この身を
粘り強く「楽器」へと洗練させて
篠笛の如く
おのが呼気吸気を奏でよか
に似たり、でしょうか
なんか健康によさそぉ
これもありですが
荒ぶる心魂さんにはいつか
心静まってもらわんとぉ
でしょうか
それが出来るんは、
元気に威儀を正せるこの今が
そん時なんかも、ですね
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