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仏 性 「 みな同生同死 」


Utagawa Hiroshige 1219 1828


ある一類おもはく
仏性は草木の種子のごとし
法雨のうるひ
しきりにうるほすとき
芽茎生長し、枝葉花菓もすことあり果実さらに種子をはらめり

かくのごとく見解する
凡夫の情量なり
たとひかくのごとく見解すとも
種子および花果、ともに
条々の赤心なりと参究すべし


果裏に種子あり
種子みえざれども根茎等を生ず
あつめざれども
そこばくの枝条大囲となれる
内外の論にあらず
古今の時に不空なり

しかあれば、たとひ
凡夫の見解に一任すとも
根茎枝葉、みな同生し同死し
同悉有なる仏性なるべし





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正法眼蔵「 仏 性 」  21 )


種を大事に育てて
花を咲かそぉ!実をならそォ!
明日を希望に頑張ォ!

確かにィ、です
一方道元禅師はそれも一見だけど
種は種で一国の主
葉は葉で一国の主
実は実で一国の主
その時その時、皆一国一城の主哉

これです↑もん
釈尊や道元禅師が
どれだけ最強か、です

この種に花が咲くかは天運次第
ちゃんと咲くやろか?や
咲く事能わずしょぼんやら
これらがないんですから

でもこれが人生訓になるか?
と言うとあやしい哉、ですね
どうしても杞憂落胆が勝る
致し方なしでしょうか

心の運用・考え方では
そうならへんがな、無理や
万人が検証すればそうなろうかと


じゃ、どうすれば
エエんですか?? ですね





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佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
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ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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