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仏 性 「 覚知覚了 」



Katsushika Hokusai 1102 0617


いま仏道の
晩学初心しかあるべからず
たとひ覚知を学習すとも
覚知は動著にあらざるなり

たとひ動著を学習すとも
動著は恁麽にあらざるなり

もし真箇の動著を
会取することあらば
真箇の覚知覚了を会取すべきなり





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正法眼蔵「 仏 性 」  18 )



道元禅師の趣意
それはいつも「坐禅しよか!」

では坐禅の身体スキームって
どんな特性お持ちなんでしょ?
ですね

これは椅子の上であぐらして
お尻の下に蕎麦枕や二つ折座布団置けば
即検証可能ですね

膝・腿・尾てい骨
これらが地べたに着いてる
これが胡坐(あぐら)で
坐禅の場合は尾てい骨が敷物で
ジャッキアップされてる

こうするとやや前傾になります
その状態で背を正すと
左右両腿の付根に圧がかかり
左右両腿の付根が固定される
そんな感じがします


だから何なの?ですが
尾てい骨が上がり腿付根が
固定されると腰がぶれなくなる

坐禅の場合はそれで何かしよ
ではないですが
何かしよ!と言う例えばゴルフとか
そうするのと、しないのでは
天地懸隔の違いが起きてる、て
そのようなレポートを読むと
そうかも知れない、ですね

腿の付根を固定して
そうして腰がぶれない

これを実証してみると
腰の事なのに心象スキームにまで
大いに違う地平が広がる


道元禅師が
「坐禅しよか!」て
おっしゃるわけですね




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