摩訶般若波羅蜜 「 奉覲承事 」
- 2018/12/28
- 10:59

しかあればすなはち
佛薄伽梵は
般若波羅蜜多なり
般若波羅蜜多は是法なり
この法は空相なり
不生不滅なり
不垢不淨、不不減なり
この般若波羅蜜多の
現成せるは
佛薄伽梵の現成せるなり
問取すべし、參取すべし
供養禮敬する
これ佛薄伽梵に
奉覲承事するなり
奉覲承事の佛薄伽梵なり
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正法眼蔵「摩訶般若波羅蜜」 12 )
2018年御用納め!
本年も一年お疲れ様でしたァ!
良き年をお迎え下されませっ!
そぉ!良き年と言えば
健全な精神は健全な肉体に宿らん
健康ご無事が一番ですね
心身健康なら
色々あっても盛り返せる
さぁ!坐禅しよか!な
道元禅師のお話しも
独学独習でも十分健康に寄与してるかも?
ですね
そぉ、猫背になりゃん
これだけで↑
ベンツ数台より価値あっかも? でしょうか
ところで、
道元禅師は、狂信的坐禅信仰者?
て問いです
腰を立て身を正す
この、姿勢がいい人にさらにプラスして
手腕脇で円相をつくるって
坐禅独特な形を尊んでおられる
この独自なスタイルは
胸中に十分な活気を与えるでしょうか ?
ここ↑ は呼吸と血行の拠点
身体の基幹インフラです
そりゃご健康ご健勝になるでしょうね
じゃなして
坐禅の形が活気を与えるか?
そのご説明が、こん一節でしょうか
落ち着いて坐せば
色々あったにゃー です
振り返れば夢の如し 「 空相なり 」
変わってないのは、「 不生不滅 」なのは
そのように己の内面を照らす
その己の光でしょうか
ちゃんとした方はそのように
冷静になれるだろうって推測されます
そして道元禅師は
その次のお話しをなさってる
そのようにお見受けされますね
その冷静な観察にプラスする所の
手腕脇で作る円相をプラスなさってる
手腕脇で作る円相で
その冷静な観察風景に
「 禮 ( 礼 ) 」 をトッピングされてる
手腕脇で作る円相の簡易系が合掌でしょうか
「 禮 ( 礼 ) 」 は
畏敬恐縮の念なので小さくなろうとする
内へ向かいし求心的力をお持ちになってる
静かに坐してそのよなベクトル働けば
血行の胸中への戻りに
大いなる活気を与えてくれるでしょう
静脈・動脈は連動一円
でしょうから
静脈が活気づけば = 動脈もお元気になられる
とは言え
道元禅師は恣意的に(勝手に)
「 禮 ( 礼 ) 」 をトッピングなされたん?
て問いです
お釈迦様に畏敬の念持ちましょ!
これは↑
個人崇拝じゃのうて
お釈迦様ご自身が畏敬の念を強くお持ちだった
畏敬の念が人の形して地球の上を歩いてた
みたいな
「 奉覲承事の佛薄伽梵なり 」
では、お釈迦様ご自身は
何に対して畏敬の念をお持ちになられてたのか?
て問いです
「 空相なり 」 色々あったにゃー
「 不生不滅 」 なのは己の内面を照らす
空相なりを奉観する己の光か、ドエライこっちゃ!
どこがドエライのか?
見捨てていないィ! ←ここでしょうか?
お釈迦様は何か神仏に対し
畏敬してたんじゃのぉて
神仏の形すらとらない
色々あったにゃーて空観出来る
己を照らす己の光に畏敬してた
なぜ畏敬したのか
その光自体が畏敬を宗としてたから
その光の主成分が
畏敬だったから、でしょうか
大事に思っちょるから
ちゃんと見てなさいねっ! って注意して下さる
どうでもエエって思ってたら、そぉは言わんし
そのための内面照らせし光もくれんがな、ですね
その光、正法眼蔵自体が
相手を大事に思うって言う畏敬の念から出来てる
みな、畏敬つながりでつながってる
一見ばかみたいな坐禅の形ですが
そのように畏敬つながりで
どんどん世界が豊になってく
そりゃ
道元禅師がおすすめなさるわにゃ
ですね
.