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摩訶般若波羅蜜 「 空の如く 」


Kano Tanyu 1221 2234

天帝釈
具壽善現に問うて言く

大徳、若し菩薩摩訶薩
甚深般若波羅蜜多を
学せんと欲はば
まさに如何が学すべき


善現答言
憍尸迦、もし菩薩摩訶薩
甚深般若波羅蜜多を
学せんと欲はば
まさに空の如く学すべし




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正法眼蔵「摩訶般若波羅蜜」 8 )


帝釈天はんが
お釈迦様の長老弟子の
須菩提尊者に質問なされた

「深般若波羅蜜多」って
なんのこっすか?
どのよに学べばいいんですか?

返って来た答えは
「 空の如く学すべし 」

道元禅師の論旨はいつでも
さぁ、「坐禅しよか!」 この五文字です

論文書いて博士になって
いずれは文化勲章でも
と言う方ではないですね

じゃなんで
「 空の如く 」なんて言う
如何なる時代の人が聞いても
???な言葉をどうして使いなさるのか

それは、
須菩提尊者も道元禅師も
我々が何をすべきか
そのAnswerにこの言葉がドンピシャだから
そう推測されます

研究室の机で
この言葉をひも解く
てアプローチを採用せず

敬礼畏敬を宗とする坐禅の中から
この言葉へ接近するとどうなるか?


坐禅にて敬礼畏敬しても
「 空の如く 」なんで
それを受け止めてくれる
人も物も神仏もおらんです

その受け止められんかった
敬礼畏敬は
「 空の如く 」なんで
抵抗ゼロ空間?なんで
一瞬同時に天球の端てまで行って
ぶつかって反転して
一瞬同時に坐禅人へと戻って来るだろと

ほんまかいなァ! ですね



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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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