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弁道話 「 大宋国 」



Kano Naonobu 1213 1319



ちかごろ大宋に
馮相公といふありき
祖道に長ぜりし大官なり
のちに詩をつくりて
みづからをいふにいはく、
「公事の余に坐禅を喜む
曾、脇を将て
牀に到して眠ること少なり
然も現に宰官の相に出ると雖も
長老の名、四海に伝わる。」

これは、官務に
ひまなかりし身なれども
仏道にこころざしふかければ
得道せるなり
他をもてわれをかへりみ
むかしをもていまをかがみるべし。

大宋国には
いまのよの国王大臣士俗男女
ともに心を
祖道にとどめずといふことなし
武門、文家
いづれも参禅学道をこころざせり




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正法眼蔵 「 弁道話 」  54 )



忙しくても、これはせんとォ!
800年前中国の方々が
国をあげて皆
坐禅をたしなんでおられた
これは↑不思議な光景ですね

静脈・血行の胸中帰還と
はく息がコーラス出来ると
坐禅が神妙になるよな、ですね

踊り?身体動作で何か
表現出来る方が
身体を動かす事好むように
一見静かで何もしてないよな
静かな坐禅の中に
神妙っていう「 音楽性 」
創造できると
忙しくても、これはせんとォ!
て、なるのかしら?

坐禅をすると、無心になれますか?
このような問いの背景は
禅の普及歴史において
無・無心・悟り←このよな言葉が
多用されたから? でしょうか


血行と呼吸の協調から
静かな音楽性を創造できる
声楽は喉と呼吸系
坐禅は血行と呼吸系
共にこの身体を楽器にしよか
なお話しなんかな? ですね




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佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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