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弁道話 「 持戒梵行 」


Utagawa Hiroshige 1207 0633


とうていはく
この坐禅を専はらせん人
かならず戒律を厳浄すべしや

しめしていはく
持戒梵行は
すなはち禅門の規矩なり
仏祖の家風なり
いまだ戒をうけず
又戒をやぶれるもの
その分なきにあらず

とうていはく
この坐禅をつとめん人
さらに
真言止観の行をかね修せん
さまたげあるべからずや

しめしていはく
在唐の時、宗師に真訣をききし
ちなみに
西天東地の古今に
仏印を正伝せし諸祖いづれも
いまだしかのごときの行を
かね修すと聞かずといひき
まことに
一事をこととせざれば
一智に達することなし



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正法眼蔵 「 弁道話 」  51 )



「 持戒梵行 」

ハチャメチャ生活続けていては
心身を整える事能わず
自戒せにャ!ですね


こうなると→そうなる
こりゃ↑
止めたほぉエエかにゃ?

これが自己観察から生まれると
持戒梵行も楽しからずやです

こうなると→そうなる
この自己観察で楽しは
「 思考 」の生理的影響
その観察検証でしょうか


自分では感じんですが
どなたと接しても
その方の思考が「人格の骨格」
になってる感じが

思考が人格の骨格になる
こりゃエエ事ですが
まとまりし思考
まとまりのない思考を問わず
次々生まれる思考は
生理的影響ォ!
それを起こしてるんじゃにゃ?
と言う問いです

塩を水に溶いて
しばらく放っときますと
塩分が沈殿化します
この塩分沈殿過程に似た事が
私達の生体内でも起きてるよな

その塩分沈殿過程は
頭部で始まるような?
ですが
そこには血流が通じてますので
この塩分沈殿過程に似た結晶化は
全身へと波及するだろう
そう推測されます

思考( 塩分沈殿過程 )が
人格の骨格になるはエエ事ですが
そこを通り越しちゃうと
自分を自分で縛る「鎖」に
なっちゃうような

身体を支える骨格のはずが
全身通身白骨化しちゃう
さぁ、どうちよかァ!です

万象森羅は
生死(生老病死)の中に
自己を開示する

「思考」ですら
森羅万象の一つかも?
ならば、その思考も
生老病死を辿るかもしれない

思考( 塩分沈殿過程 )が
血行に乗って全身を旅する
その旅に帰着点があったなら
その思考は無事円満
自己(生老病死)を全うした
めでたしィ!めでたしィ!と

坐禅で身を正す時
神妙のイメージと静脈とを
協調共鳴するよに心がけます

血行が胸中に静まって行く
血行中に身を現した「思考」も
無事人生を全うなされる
めでたしィ!めでたしィ!ですね






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