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弁道話 「 妙修通身 」


Utagawa Hiroshige 1201 1807


正法眼蔵 「 弁道話 」  45 )


すでに証をはなれぬ修あり
われらさいはひに
一分の妙修を単伝せる
初心の弁道すなはち
一分の本証を
無為の地にうるなり

しるべし
修をはなれぬ証を
染汚せざらしめんがために
仏祖しきりに
修行のゆるくすべからざる
と教ふ

妙修を放下すれば本証
手の中にみてり
本証を出身すれば
妙修通身におこなはる




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神妙なる坐禅をなす時
はく息が神妙ならば
ひかえる・畏敬の念から
心臓へ戻りたい静脈が
大いにに活気づく

息を吸う時は
心臓から輝きがいずるが如く
動脈が活気づく

これは
不随意であろう血流に
十分介入出来る
その可能性を示唆してます

そして
血流・血液系ネットワーク
に介入するとどぉなるか?

それまで
血液系ネットワークは只受身に
神経系ネットワークを転写してた
それが、その直結が外れ
血液系ネットワークが
深層の自我の管理下へ入る

では内外からinな
神経系ネットワークの諸情報は
どぉなるか?

血液系ネットワークの中で
自己を開示するでなく
回れ右して
神経系ネットワーク
それ自身の中へと戻り
己の中で己を開示すっこととなる

情報が血液に触れることなく
事物が事物の中で己を語り始める

事物情報が染汚(ぜんな)しない


しかし血流管理があまいと
そぉならんので
「修行のゆるくすべからざる」 と






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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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