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弁道話 「 直指本証 」



Utagawa Hiroshige 1201 1737


正法眼蔵 「 弁道話 」  44 )


かるがゆえに
修行の用心をさづくるにも
修の他に証を待つ思いなかれと教ふ

直指の本証なるがゆえなるべし
すでに修の証なれば証にきはなく
証の修なれば、修にはじめなし

ここをもて
釈迦如来、迦葉尊者ともに
証上の修に受用せられ
達磨大師、大鑑高祖おなじく
証上の修に引転せらる
仏法住持のあと、みなかくのごとし




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「 直指本証 」

坐禅を
信仰信心から推奨されてる
そんな事はないでしょう? です

これが特筆(直指)ッ!
と言うシステムが
坐禅を形成する
その営みの中あるゆえ
道元禅師の言に迷いなし
と推測されます


さて、己の身体を
この3つのシステム関係から
見てみようぉ! です


1.筋肉系ネットワーク
2.神経系ネットワーク
3.血液系ネットワーク


神妙なる坐禅をなす時
血液系の変化です

息をはく時
その息が神妙ならば
ひかえる・ちいさくなる
そんなイメージから
心臓へと戻る静脈を
はく息が活気づけます

そして息を吸う時は
心臓から輝きいずるが如く
動脈が活気づく


坐禅みたいなトボケた事して
何か意味ィあるんかい!

この疑笑は釈尊以来
鎌倉時代もこの2018年も
常に変わる事なしですが

神妙なる構えをなす事で
無意識&不随なる
血液系ネットワークへ
直接介入できる坐禅は
釈尊以来鎌倉時代も
この2018年においても
他に何かかわるものあるだろか? です

道元禅師が自信満々なのは
ここをおさえてるから
そのよに推測されます





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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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