弁道話 「 証入悟出 」
- 2018/11/14
- 09:50

正法眼蔵 「 弁道話 」
23 )
又、心境ともに静中の証入悟出あれども
自受用の境界なるをもて
一塵をうごかさず一相をやぶらず
広大の仏事、甚深微妙の仏化をなす
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「 心境 」
感情思考する己の内面、その [ 心 ]と
環境出会いし事象、その [ 境 ]
是がいつもエエ感じか? と申しますと
何だかなぁ?とかアレっ?とか
「 証入悟出 」 ええ時・ぱっとせん時が入れ替わる
色々あります、
是で終わらんトコが道元禅師のごっつい処でしょうか
一瞬で盛り返す!立て直す!
その思考スキームが「 自受用 」だと
この思考スキームは
考え方の違い宗教の違いそういったものに非ず
事実はそぉなっちょる、と
2mあるいは1m離れてある方が
私の前に立たれてる、お話しなされてる
これは紛れもない事実でがんしょか
同時に
私達が見てる感じてるその方は
自分の感覚器官が写し
自分の生身の生体に取り込んだ
コンマゼロ秒過去の自分の生体メモリーデータだと
(神経伝達速度↑があるんで)
??? なお話しですが ・・
私達は確かに環境の中で生きてる
同時に私達は永遠に
環境に触れる事はでけへん! ちゅう事でしょうか
自分の身体を通して見る=
自分の身体を見てる聞いてる
だから何なん? と続きます
そうだとすると、作品は作者を離れてる! と
作品は私の身体ん中あるんで
それをどうremakeするかは、私の自由裁量に属すると
「 面白くなき世を面白く
過ごすは人の心なりけり 」
( 高杉晋作・野村望東尼、合作 )
是は人生訓格言にあらず、普遍の事実だと
ささきはん!
自分の身体ん中の事けん
なんとかせんとォ! ですね
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