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正法眼蔵 弁道話 14

2018年10月14日02



正法眼蔵「弁道話」 

14 )


もし人、一時なりといふとも
三業に仏印を標し
三昧に端坐するとき
遍法界みな仏印となり
尽虚空ことごとくさとりとなる 



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上り新幹線「はやぶさ10号」
新函館北斗駅 06:35発
東京駅    11:04着


鉄道の旅は、
始発駅が確定してるんで
始発の駅で並ぶと、自由席でも十分坐れます

そこで「息」のお話しです
普段、無意識で息してるんで
息にも「始発駅」を設定できる
とは思い浮かびません

坐禅では
各指先つめ先が意識しやすい
身体の外周先端(つめ先)をピン止めして
そこから糸を張るように
身体の中心方向へと引く
この力のベクトル感と
息をはく「音楽感」
それを同期同調する事が
坐禅ではしやすくなります

身体全体をA↔Zとすると
息をはく時、
Z(つめ先)が固定起点となる

洗濯物を干す時
端を(しっかり)押さえて
パンっパンっ!ってしわを伸ばす
同じように
身体の端(つめ先)Zを押さえて
パンっパンっ! って内側へ振る
すると、何かシャキィとするかも
ですね

身体のしわ伸ばしは
パンっパンっ!ではなく
ゆっくり&のびやかに息をはく
そんな感じでしょうか
その方が人間らしい感じ

逆に息を吸い込む時は
身体の中心を押さえて
身体末端(つめ先・)へと
息が行き渡る感じでしょうか


気のせい、
と言えばそれまでですが
なんきゃパっとしないなぁ~、よりは
なんかシャキィと清々しい感じ
同じ気のせいなら
後者の方がぜんぜんいい

「さとり」は遠方にも
あるかも知れませんが
身近身体ん中にも形成できる
できうるものだ、でしょうか






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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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