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正法眼蔵 弁道話 その9

2018年10月13日11



正法眼蔵「弁道話」 

9)

 貧道はいま
 雲遊萍寄をこととすれば
 いづれの山川をかとぶらはん
 これをあはれむゆえに
 まのあたり大宋国にして
 禅林の風規を見聞し
 知識の玄旨を稟持せしを
 しるしあつめて
 参学閑道の人にのこして
 仏家の正法をしらしめんとす
 これ真訣ならんかも



--------------------------------


雲遊萍寄(うんゆうひょうき)

萍(ひょう)は、浮草の事
寄は、身を寄せるの(き)

雲は自由に遊んでるけれど
浮草のよう身の寄せる所はない

それはそれで、いいんだけれど
自分が知り得た知見を必要としてる
求道者が私を訪ねようしても


 「いづれの山川をかとぶらはん」


何処に行けば会えるのか
教えてもらえるのか
なんとも分からんので
途方に暮れてしまうだろう


 「これをあはれむゆえに」

と、続くわけですが
道元禅師は後進の事を
ほうんとうに気にかけてる
ほんとうに優しい方だと
伝わって来ますね

すごいお宝めっけ
オークション出したら幾らになろか
勲位の一つでも貰いたんもんじゃ
ではなく
幼き頃に両親を亡くし
14歳で出家なされて
それから20年近く求道探求されて
こられた

今この現代社会にあっても
20年の一途継続は軽くはない
と言えます

 「知識の玄旨」

これがお話しの核心です
と述べても、あっそうですか
あなたは、そう捉えてるのですね

今の情報のキャッチボールは
そんなに重くはないですが

道元禅師が、是が核心要諦だと
述べられる背景には
それまでの20年あまりの
探求の道程が厳然としてある

同じく探し求める後進のため

 「仏家の正法」

そう、坐禅を通し
身体の姿勢を整える事を通し
「主体性」を身体への
指揮権を通して育成していく
この仏家の正法を伝えねばならない


そしてこれを実践して行けば

 「 これ真訣ならんかも 」

不動無窮の自己は必ず育成されて
いく事でしょう。


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佐々木正巳

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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




何故、坐禅は継続出来るのか?
Why can zazen be continued? (2)


頭で天を衝き、腰を大地に埋める
With your head, hit the sky.
Bury your waist in the earth

身体(身長)の上限下限が明らかになります
骨格の上限下限が明らかになるとも言えます
The upper and lower limits of the body (height) will be revealed.
It can also be said that the upper and lower limits of the skeleton are revealed.

私達は身体(骨格)の先端に立ちます
これは寝てるような状態
骨格がフリーな状態になります
We stand at the tip of our body (skeleton)
This is like sleeping
The skeleton is in a free state




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( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


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